自治体ゴミとして炊飯器を処分する
炊飯器は家電リサイクル法対象品目ではないので、自治体ゴミとして処分することができます。ただし、不燃ゴミと粗大ゴミのどちらで処分されるのかは自治体によって異なります。
また、炊飯器を処分する際は、必ず電池が使用されているかを確認しましょう。
停電防止機能が付いた炊飯器の場合は、中にリチウム電池が内蔵されており、リチウム電池をそのままにして炊飯器を処分してしまうと発火する恐れがあり非常に危険。
自治体のホームページなどの指示に従い、きちんと処分をしましょう。
中には、炊飯器を小型家電リサイクル法対象にしている自治体もあります。
この場合は、小型家電リサイクル専用の回収ボックスを利用したり、専用のゴミ袋を購入して処分したりするなど、自治体の指定する処分方法で適切な処分をしましょう。
それでは、炊飯器を不燃ゴミと処分する場合と、粗大ゴミとして処分する場合の2つ方法を紹介していきます。炊飯器の処分方法で困っている人は、ぜひ参考にしてください。
不燃ゴミとして
不燃ゴミとして処分する場合は、自治体で指定されたゴミ袋に入れ回収します。
ただし、自治体によっては大きさに関わらず、炊飯器を粗大ゴミとして扱う場合もあります。そのため、事前に自治体のホームページで炊飯器の処分について確認しておきましょう。
粗大ゴミとして
炊飯器のサイズが大きい場合は、粗大ゴミとして処分することが多いです。自治体によって多少異なりますが、粗大ゴミの処分手順はおおよそ次のようになります。
- 電話やインターネットで自治体に粗大ゴミ回収の申請を行う
- 粗大ゴミ処理券をスーパーマーケットやコンビニエンスストアで購入する
- 処理券を粗大ゴミに貼り付け、回収日に指定の場所に持っていく
回収料金は自治体によって異なりますが、およそ200~500円です。
他の処分方法と比べると処分費用が安いので、なるべくお金をかけたくない人におすすめです。ただし、指定の場所まで持っていく必要があるというデメリットもあります。
炊飯器の処分方法
自治体に処分してもらう方法以外にも、炊飯器を処分する方法はあります。
ここでは、自治体以外での炊飯器の処分方法を3つ紹介していきます。今回紹介した処分方法から、自分に合ったものを選びましょう。
買い替えの場合は購入店で下取りしてもらう
大手家電量販店では、買い替えの場合は下取りをしてもらえることが多いです。
例えば、ヤマダデンキでは2014~2021年製造の炊飯器であれば買取を行っています。ただし、付属品がすべて揃っている必要があるなど、買取の条件はなかなか厳しいです。
買い替えの予定がある人は、一度、購入店に問い合わせてみましょう。ただし、購入してから申し込むと下取りはできない可能性があるので、注意してください。
リサイクルショップやフリマアプリで売却する
炊飯器は家電の中でも比較的小さいので、リサイクルショップに持って行ったり、フリマアプリに出品したりする方法も有効です。
リサイクルショップでは高く買い取ってもらえることはあまりありませんが、持ち込むことによって素早く処分することができます。
フリマアプリでは出品作業に多少の手間はかかりますが、自分で値段を設定することができます。ただし、出品してもすぐに売れるとは限らないので、すぐに売りたい人に向いていません。
炊飯器が汚い状態のままでは、高値で売却するのは難しくなってしまいます。リサイクルショップやフリマアプリで売却する際は、汚れをきちんと拭き取りましょう。
不用品回収業者に回収してもらう
炊飯器以外にも処分したいものがある場合は、不用品回収業者に回収してもらう方法がおすすめです。
不用品回収業者は積み放題サービスを行っている業者も多いので、他の不用品もまとめて回収してもらうことでお得に処分することができます。
また、回収から処分まですべてを任せることができ、一切手間がかからないのも不用品回収業者のメリットと言えるでしょう。
中には買取を行っている業者もあるので、状態が良いものであれば買い取ってもらえる可能性もあります。
ただし、中には高額な料金を請求する悪徳業者もいるので注意が必要です。
こんな不用品回収業者は怪しい!悪質業者の手口に騙されないで特に、「こちらは不用品回収業者です」とアナウンスをしてトラックで街を巡回している業者には注意してください。
また、筆者がおすすめしている不用品回収業者に関しては以下の記事にてご紹介しています。合わせてご確認ください。
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